ピラティスイントラのオーディションを受けるにあたり、
必然的にピラティスインストラクターさんたちと関わる機会が増えたこと。
ピラティス用のレッスンウェアをチェックしたり、買ったりする機会が増えたこと。
かれこれ14年ベリーダンスの世界に居る私としては、同じ体を扱うのに
ベリーダンサーとの雰囲気の違いを上手く言葉に出来ずにいました。
あるとき、HadiaのWSで以前「陰と陽」の話が出たのを思い出し、
スルスルと自分の中で腑に落ちたので忘れたくなくて、書いておくことに。
興味ない方はスルーで。
Hadia曰く、
ベリーダンスは踊り自体が「陰」である。
ベリーダンスフュージョン(例えばフラメンコフュージョン、ジャズフュージョンとか)が
難しく、フラメンコやジャズの要素が強くなってしまうのはこれらの踊りが「陽」だから、
と言うお話でした。
多分これ、Hadiaのサイトに論文として掲載されているかと思います。
で、私が思うにピラティスインストラクターって「陽」なんです。
無駄のない体つき(細い・筋肉質)爽やかさ、声のトーン。
体育会系の突き抜けた明るさとも言うべきか。
ベリーダンサーは「陰」
「陽の中に陰を内包していて、踊っているとき、ふとした立ち振る舞いの時にそれが溢れる」といった印象が強い。
私が出会ってきたダンサーさんたち(プロアマ、生徒さん含む)って
こういった人たちが多い印象。
この踊りを続けていると、次第に陰を内包していくのか、
元々その人自身が持っている陰が強調されていくのかは分からないけれど。
やっぱり、月なんだよ。ベリーダンスって。
夜ではないかな。闇夜に浮かぶ月の踊りなんだよね。
母性か父性で言ったら、母性の強い踊りとも言えるし。
私がこの踊りに惹かれているのはこの「陰」なんだと思う。
ちなみに、これに気づいたのはルルレモン@六本木でウェアを試着していたとき。
なぜなら、店内ポスターのモデルさんとは全く、真逆の、ムチムチ感満載の自分に
「のおおおおおおおおおおおおお」と内心叫んだから。
ほら、ベリーダンスってふくよかが良しとされている世界じゃない??
ずっとそう言う世界にいると、そうじゃない世界に足を踏み入れたときの衝撃度たるや半端ないよね。あはは。
どっちがいいかとか悪いとかじゃなく、こういった違いに気づいて
両者を見るのもまた楽しいです。
この話、だから何だよって思う人もいるかもしれないけど
あーなんか言わんとしてることは分かるわあ、みたいに思ってくれる人がいたら
めっちゃ嬉しいです。
長文お付き合いいただきありがとうございました♩