MadokaのBlog

Pilates Instructor / Oriental Dancer&Instructor Madokaのブログ。

ベリーダンスインストラクターをやっていて大変だなと思うこと

インストラクターにどうしたらなれますか?は聞かれるけど、

大変なことは?とは聞かれない。

華やかそうに見えるのかしら・・・?
(地味よ、ダンサーって。光が当たる分、影も深いのだ。大体皆ストイックだしね。)


だから書いてみた。


多分こうして公の場に書くダンサーは居ないかと。
共感や異なる意見はたくさんあると思いますが、あくまで私個人の意見です。
予めご了承ください☆

納得したよ!読みたいなって方は、続きを読むをクリック。






さて、インストラクターをやっていて大変だったこと。
大きく分けると、以下の3つを挙げるのが一般的かなーと。
所属イントラやフリーランスの方たちが思う、大変さに多少の違いはあるけどね。


◎大先生や同僚イントラとの人間関係
◎講師としての自分に対する評価
◎生徒さん達との関係



ダンスを教えてお金をいただくということは、
様々な責任を伴うことでもあるので、悩みが増えるのは仕方がないのですが。



私の場合、特に札幌時代において、


見知らぬ土地で一人で生徒を集めて、
教えて、
踊って、
自分の練習・踊りに関する勉強して、
経営などお金の計算や管理もして、
主婦だから家のこともしなきゃいけない、


という状態で、眠っている時以外はずっとベリーダンスのことばかり。

もちろん充実しているし、楽しいけれど
時には孤独と焦りと不安でいっぱいになることも。


あとは相手の気持ち次第で、自分の評価が決まる、というのが大変ストレスになったときもありました。


また諸々タイミングが悪かったり、
生徒さんそれぞれの事情があったり、
天災が起きたり、

やむを得ない事情で辞めていく生徒さんは居ます。
集客については、手を尽くそうといろいろやってもダメな時があります。


こっちが善かれと思ってやったことが、
相手にとっては望んでいなかったことで、それがきっかけで離れていくなんてこともありました。


あとは他スクールと比べられたり、他の講師と比べられることもあります。


さらに妊娠・出産を経ると、
思うように踊りに時間を使えない、指導やパフォーマンスする機会が減るなど
自分の理想と現実に苦しくなったりすることも。


正直、育児との両立はなかなか難しいです。。。


それでも、この踊りをやめないで17年間も続けてきているのは何故か??


単純にデスクワークや通勤電車に乗るのが大の苦手というのもあるけれども

「楽しいから」
「好きだから」


に尽きると思います。


あと生徒さんたちとの出会い。
1人の女性として、尊敬できる人たちにたくさん出会えたことが大きいです。
長い付き合いになる人は、10年以上の仲になる人も!!
これは本当にありがたいことです。



どんな仕事にも苦労や大変なことはあります。
でも、この職業は人もそうですが、素晴らしい先人ダンサーや音楽家、歌手たちが居ます。


何千年前からあるこの文化に携わることは、先人たちに続いて、後進に引き継いでいくということ。
それはこの上ない喜びであると思います。


なので、もしこれを読んでいる人で、

「やはりイントラなるのはやめよう」
「辛そうー」

と思ったのなら、その程度の覚悟なんだと思います。辛口ですが。


他国の文化を学び、踊り、教えることは
なかなかハードですが、その分感動や喜びもひとしおです。


いろいろ書きましたが…
イントラになりたい!やってみたい!と思った方は、いろんな機会を逃さずに挑戦してみて下さい。



ますは行動を起こさないことには始まらないから。



この先、私の目にはどんな色の踊りの世界が見えるのか、広がっていくのかが楽しみです。



これを読んでいるあなたにも、
素敵な世界が広がっていますように。